庭をコンクリートにするメリット・デメリットは?注意点も併せて紹介
手入れのしやすさやなどを求めて、庭の地面をコンクリートにしようか迷っている方は多いのではないでしょうか。しかし、安い買い物ではないため慎重に検討する必要があります。本記事では、庭をコンクリートにするメリットとデメリットをそれぞれお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。
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庭をコンクリートにするメリット
庭をコンクリートにするメリットには、以下の点が挙げられます。
- 手入れが楽になる
- 耐久性が高まる
- 用途が広がる
それぞれ見ていきましょう。
手入れが楽になる
庭をコンクリートにするメリットの1つは、手入れが楽になることです。土や芝生の庭では定期的な芝刈りが必要ですが、コンクリートの庭においては不要です。日常的な手入れに時間をかけなくて済むため、忙しい方や高齢者には特におすすめです。
耐久性が高まる
コンクリートは非常に耐久性が高い素材です。雨風や紫外線による劣化が少なく、長期間美しい状態を保つことができます。修繕やメンテナンスにかかるコストが抑えられる点も人気の理由です。
用途が広がる
コンクリートの庭は、用途の幅が広い点も魅力です。駐車場や子どもの遊び場、バーベキューエリアとして活用できるほか、家具を置いてアウトドアリビングとしても楽しめます。多目的な空間として利用できるため、家族のライフスタイルに合わせた庭づくりが実現できます。
庭をコンクリートにするデメリット
庭をコンクリートにするデメリットは、以下の通りです。
- 費用が高い
- 冷たい印象を与えることも
- 照り返しがきつい
1つずつ解説します。
費用が高い
庭全体をコンクリートにする施工費用は高額になることが多いです。しかし、初期投資としてまとまった費用が必要ですが、その後のメンテナンス費用は抑えられます。そのため、長期的にはコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
冷たい印象を与えることも
コンクリートの庭は緑が少なくなるため、冷たい印象を与える場合があります。しかし、鉢植えや植栽スペースを取り入れることで、温かみのある雰囲気を演出することが可能です。また、デザイン性の高いコンクリートを採用すれば、スタイリッシュな見た目に仕上げられます。
照り返しがきつい
コンクリートは熱を吸収しやすいため、夏場には照り返しがきつく感じられることがあります。しかし、熱を帯びにくい「遮熱コンクリート」や「透水性コンクリート」を使用すれば問題ありません。コンクリート特有の温度上昇が抑えられる素材なので、快適な環境が実現します。
コンクリート施工時の注意点
コンクリート施工時には、以下の点に注意しましょう。
- 環境や目的に合った素材を選ぶ
- 施工後のアフターサービスを確認する
それぞれの内容を紹介します。
環境や目的に合った素材を選ぶ
庭の用途や周囲の環境に応じて、適切なコンクリートの種類を選ぶことが重要です。例えば、車の出入りが多い場所では強度の高いコンクリートを使い、雨の多い地域では水はけの良い透水性コンクリートを選びます。また、色付きコンクリートや模様入りの製品を使えば、さまざまなスタイルに合わせることが可能です。
施工後のアフターサービスを確認する
コンクリート施工後のひび割れや、劣化に対するアフターサービスを確認することも重要です。信頼できる業者を選ぶことで、施工後のトラブルを未然に防ぎ、長期間安心して庭を利用できます。
コンクリートの庭はメリットが多い
庭をコンクリートにすることで得られる多くのメリットは、毎日の暮らしを快適にします。デメリットもありますが、素材などを工夫すれば解決できるものばかりです。賢く導入して、自分に合った庭づくりを進めましょう。